
No.1【大阪文化服装学院 津川 仁菜】
「Unbound」フェティッシュな要素で、見えない拘束と欲望を服に映す。誰かのためでなく、自らの快楽と解放のために纏う。服は枷であり、同時に挑発的なスキンとなる。
「Unbound」フェティッシュな要素で、見えない拘束と欲望を服に映す。誰かのためでなく、自らの快楽と解放のために纏う。服は枷であり、同時に挑発的なスキンとなる。

No.2【服装科2年 コウ ペイペイ】
チューブを中国の伝統的な編み技法で交錯させ、内部に液体を流すことで服に柔軟性と張力を与えまた。チューブは素材であり、身体外部の循環システムとして生命や身体、世界とのつながりを媒介するものであるとえ、伝統技法を再解釈し、服に動的な生命力を吹き込みました。
チューブを中国の伝統的な編み技法で交錯させ、内部に液体を流すことで服に柔軟性と張力を与えまた。チューブは素材であり、身体外部の循環システムとして生命や身体、世界とのつながりを媒介するものであるとえ、伝統技法を再解釈し、服に動的な生命力を吹き込みました。

No.3【アパレルデザイン科2年 菅原 皐希】
日本の伝統工芸品である竹工芸をテーマにしてデザインしました。竹工芸の特徴として竹のしなりやすさ、湾曲はドレープで表現し、周りの装飾は細いボーンを使用しそこに薄い素材をあてて竹工芸を表現普段でも着れるように装飾は取り外し可能にしました。
日本の伝統工芸品である竹工芸をテーマにしてデザインしました。竹工芸の特徴として竹のしなりやすさ、湾曲はドレープで表現し、周りの装飾は細いボーンを使用しそこに薄い素材をあてて竹工芸を表現普段でも着れるように装飾は取り外し可能にしました。

No.4【アパレルデザイン科2年 小林 士門】
肌の中でうごめく赤い点は 痛みでもあり成長のサインでもあるこの作品ではその隠したいものを布の表面に浮かび上がらせ 膨らみやシワ、ブツブツした素材で肌の質感を再構築し 不均一な表情の中にある人間らしさを表現しています にきびという欠点の中に潜む変化の美しさを形にしました。
肌の中でうごめく赤い点は 痛みでもあり成長のサインでもあるこの作品ではその隠したいものを布の表面に浮かび上がらせ 膨らみやシワ、ブツブツした素材で肌の質感を再構築し 不均一な表情の中にある人間らしさを表現しています にきびという欠点の中に潜む変化の美しさを形にしました。

No.5【愛知文化服装専門学校 大橋 茜】
吸音材を纏うことができたら、どこにも発散することのできない心の叫び声を少し吸い取ってくれる気がして、落ち着くだろうと思った。 シアーの生地に吸音材を一欠片ずつ閉じ込め、立体的なテキスタイルを作成。 リラックス感のあるシルエットにもこだわりました。
吸音材を纏うことができたら、どこにも発散することのできない心の叫び声を少し吸い取ってくれる気がして、落ち着くだろうと思った。 シアーの生地に吸音材を一欠片ずつ閉じ込め、立体的なテキスタイルを作成。 リラックス感のあるシルエットにもこだわりました。

No.6【アパレルデザイン科2年 堀江 優花】
archive vow。ウエディングドレスは早期に廃棄されてしまう。実際の廃棄ドレスを解体し加工を施すことで祝福の時間を延長。加工では編と織が溶け合い生地の厚みの調節ができる為服以外にも応用可能。デザイナーの構想力と技術のエンジニアリングによりアップサイクルの可能性を拡張する。
archive vow。ウエディングドレスは早期に廃棄されてしまう。実際の廃棄ドレスを解体し加工を施すことで祝福の時間を延長。加工では編と織が溶け合い生地の厚みの調節ができる為服以外にも応用可能。デザイナーの構想力と技術のエンジニアリングによりアップサイクルの可能性を拡張する。

No.7【アパレルデザイン科3年 西脇 駆】
授業中、ただひたすら窓の外を見つめていた。 退屈な日常の向こうに、ほんの少しの自由を見た気がした。 あの瞬間、外へ飛び出した姿は、まるでカエルのようだった。 Deadbooy が創り出す、“Escape Frog”。 それは、閉鎖された日常からの解放。
授業中、ただひたすら窓の外を見つめていた。 退屈な日常の向こうに、ほんの少しの自由を見た気がした。 あの瞬間、外へ飛び出した姿は、まるでカエルのようだった。 Deadbooy が創り出す、“Escape Frog”。 それは、閉鎖された日常からの解放。

No.8【アパレルデザイン科3年 小倉 拓海】
自身の経験と、ハンガリーの男性婚礼衣装から着想を得て、『未来の花婿』という新たな男性像を提案。フェミニンな装飾性をヒントに男性の装いの幅を広げることに挑戦する。
自身の経験と、ハンガリーの男性婚礼衣装から着想を得て、『未来の花婿』という新たな男性像を提案。フェミニンな装飾性をヒントに男性の装いの幅を広げることに挑戦する。

No.9【アパレルデザイン科3年 林 真緒】
幼い頃に夢中になったシール帳をテーマに思い出と共に進化する服をデザインしました。最初は何も貼られていないシール帳も、友達からもらったシールやお気に入りのシールを貼ることで煌めきと厚みを増し、自分だけの宝物へと変わっていく。そんな体験を一着の服に落とし込みました。
幼い頃に夢中になったシール帳をテーマに思い出と共に進化する服をデザインしました。最初は何も貼られていないシール帳も、友達からもらったシールやお気に入りのシールを貼ることで煌めきと厚みを増し、自分だけの宝物へと変わっていく。そんな体験を一着の服に落とし込みました。

No.10【大阪文化服装学院 田邊 聖音】
羊飼いが仕事をする際の服装にインスピレーションを受けデザインしました。ウール生地に使用される羊毛は羊の体の一部であり、その羊毛には羊の記憶が宿っていると解釈し裏と表が交差するテキスタイルで断片的に記憶がフラッシュバックしている様子を表現しました。
羊飼いが仕事をする際の服装にインスピレーションを受けデザインしました。ウール生地に使用される羊毛は羊の体の一部であり、その羊毛には羊の記憶が宿っていると解釈し裏と表が交差するテキスタイルで断片的に記憶がフラッシュバックしている様子を表現しました。

No.11【服装科2年 野本 悠太】
25 枚のパズルが千鳥格子のテセレーションで無限の姿を生み、着用者の意志で再構築される。逆星のゴシック模様は支配の桎梏と不調和、精神と身体の違和感を示す。デザインの民主化を掲げ、服は創造性と共鳴し新たな自己を拓く。
25 枚のパズルが千鳥格子のテセレーションで無限の姿を生み、着用者の意志で再構築される。逆星のゴシック模様は支配の桎梏と不調和、精神と身体の違和感を示す。デザインの民主化を掲げ、服は創造性と共鳴し新たな自己を拓く。

No.12【ファッション高度専門士科4年 クック ウィリアム レイモンド ケアレ】
偶然すれ違った傘をさす和装の人との儚い瞬間からデザイン。ぼやけて変化していく記憶を、クチュールと和裁の技法を融合させて再現しました。直感によるアイデアの決断、書き換えられていく記憶、 手仕事による服づくりから感じる「人間らしさ」という価値を探しています。
偶然すれ違った傘をさす和装の人との儚い瞬間からデザイン。ぼやけて変化していく記憶を、クチュールと和裁の技法を融合させて再現しました。直感によるアイデアの決断、書き換えられていく記憶、 手仕事による服づくりから感じる「人間らしさ」という価値を探しています。

No.13【服装科2年 クリストファー フンキタ】
昨今の不安定な世界情勢から 見せかけの強さ、見た目だけ威圧的で中身のない様子を表現した。大きな権力で周り威圧する外面を シルエットを誇張したデザイン。不安定で実体がない内面をスタイリングで表現した。
昨今の不安定な世界情勢から 見せかけの強さ、見た目だけ威圧的で中身のない様子を表現した。大きな権力で周り威圧する外面を シルエットを誇張したデザイン。不安定で実体がない内面をスタイリングで表現した。

No.14【ファッション高度専門士科4年 リュウ ウトウ】
本作品はモンゴル族の文化と草原の風景から着想を得ている。放射状の模様を刺繍で表現し、部族の守護の目を想起させる。自然と精神の象徴を融合し、民族的な力強さと儀式感を際立たせながら、大地と共に生きる強さ、そして遠くの山々から響く静かな呼び声を感じさせるデザインである。
本作品はモンゴル族の文化と草原の風景から着想を得ている。放射状の模様を刺繍で表現し、部族の守護の目を想起させる。自然と精神の象徴を融合し、民族的な力強さと儀式感を際立たせながら、大地と共に生きる強さ、そして遠くの山々から響く静かな呼び声を感じさせるデザインである。

No.15【大阪文化服装学院 宮﨑 ももみ】
私はまだ、自分がどんな人間で、どこに向かっているのか、何になりたいのかよく分からない。だからこそ、まだはっきりしない”自分”を、自分の手で少しずつ太くして、強く編んでいこうと思う。たとえ途中で揺れていても、不安定でも、その編み目の中に私らしさがあると信じて。
私はまだ、自分がどんな人間で、どこに向かっているのか、何になりたいのかよく分からない。だからこそ、まだはっきりしない”自分”を、自分の手で少しずつ太くして、強く編んでいこうと思う。たとえ途中で揺れていても、不安定でも、その編み目の中に私らしさがあると信じて。

No.16【アパレルデザイン科3年 ショウ シン】
煙箱の病変肺と手術後の戒煙経験を重ねる。肺葉構造の上衣に毛糸を通し縫合痕を表現し、気管のようなファスナーが呼吸経路を示す。ポケットは煙箱型、袖は手術用手袋から着想し分離構造とした。異素材と金属ビスで、喫煙により損なわれた身体の変化と拘束を象徴し可視化する。
煙箱の病変肺と手術後の戒煙経験を重ねる。肺葉構造の上衣に毛糸を通し縫合痕を表現し、気管のようなファスナーが呼吸経路を示す。ポケットは煙箱型、袖は手術用手袋から着想し分離構造とした。異素材と金属ビスで、喫煙により損なわれた身体の変化と拘束を象徴し可視化する。

No.17【アパレルデザイン科2年 オー アテキ】
漆黒の夜、帰り道で見た小動物の亡骸から生命の儚さを感じた。毛皮や骨の残骸をモチーフに、消滅と永遠への渇望を表現。無彩色と枯れゆく美で、脆さと強さの共存を描く。
漆黒の夜、帰り道で見た小動物の亡骸から生命の儚さを感じた。毛皮や骨の残骸をモチーフに、消滅と永遠への渇望を表現。無彩色と枯れゆく美で、脆さと強さの共存を描く。

No.18【アパレルデザイン科2年 小沼 未羽】
「駿河竹千筋細工」静岡伝統の竹工芸品からインスピレーションを受け、竹ひごやボーンでシルエットを出し、胴着には同じく静岡伝統の藍染を使用し、和職人服を模したドレスを纏っています。竹千筋細工ならではの繊細な曲線が生み出す、優美なしなやかさが特徴の作品です。
「駿河竹千筋細工」静岡伝統の竹工芸品からインスピレーションを受け、竹ひごやボーンでシルエットを出し、胴着には同じく静岡伝統の藍染を使用し、和職人服を模したドレスを纏っています。竹千筋細工ならではの繊細な曲線が生み出す、優美なしなやかさが特徴の作品です。



