文化服装学院 ファッションコンテスト2024 服飾工芸部門 No.1【ファッションテキスタイル科1年 清水 露彩】人口衛星で見たマダガスカル島をイメージしました。マダガスカル島は森林伐採により赤土が海に流れ込むという環境問題があります。地球上で起きている環境問題を少しでも認知するべきだと思います。これをきっかけに環境問題に目を向ける人が増えたらいいという想いを込めました。No.2【ジュエリーデザイン科2年 吉川 聖哉】ルネサンス期の衣装に見られるプリーツをモチーフに、その複雑な造形美を取り入れたデザインです。プリーツは威厳や高貴さを象徴し、その繊細な折り目を金属に折り込み、光が触れるたびに輝きを増すように仕上げました。No.3【帽子デザイン科2年 ワン インイン】「もしルイ14世の使節が忍者を連れ帰ったら、彼にどのような建築インスピレーションを与えるだろうか?」をテーマに帽子をデザインした。ドームを基に、内層は金箔とヴェルサイユの鏡の間、外層は忍者の要素の透かしとする。光が透かしを通り、金属部分に反射して輝くデザイン。No.4【シューズデザイン科2年 三鴨 樹幹】鋳型を用いた金属加工のように、鋳型と足で靴を形成できれば、外見は同じでもその人にとって唯一無二の靴になる。利益のための不確かな需要に応える大量生産ではなく、確かな需要に応じるオリジナルの靴が今の世の中に必要である。そんな鋳型をコンセプトとしたデザインである。No.5【バッグデザイン科1年 齋藤 美咲】天の川をモチーフにしたバッグをデザインしました。昼には見えないけれど、夜になると空を飾る無数の星たち、その二面性を二種類の持ち方で表現しました。ショルダーバッグの持ち手を外して、逆さにするとハンドバッグに変化し、内側に隠れていた天の川が現れます。No.6【ファッションテキスタイル科2年 川路 裕美】工芸×アートがテーマの表現の服地。自作インクで手描きした図案で作製したジャカード織物に漆を塗り、エリザベス一世モチーフのドレスを製作。ホモソーシャルで矢面に立たされざるを得なかった人々へ心を寄せて、そのようなグロテスクさ・理不尽への怒り、古美学の風刺(古風)。No.7【ジュエリーデザイン科1年 ショウ ニジ】自分の守護天使を想像し、彼女のイメージに基づいてデザインしました。彼女はたまに私の側に居て、私を落ち着かせてくれる。時々、彼女は私が恐れることなく強くなるように励まし、より自信を持って前進するための導きを与えてくれます。今回作ったアクセサリーは温かい巣のような雰囲気を持ちながら、鎧のようにパワフルなイメージを表現しました。No.8【帽子デザイン科1年 オウ ショウシン】アップルは聖書の中で重要な存在であり、これからインスピレーションを得る。作品のコンセプトはアップルが世界の源流。私の想像では、宇宙はアップルから生まれ、奥深く神秘的な雰囲気を形成している。この作品を通じて現実世界で自由に幻想できる空間を与えたい。No.9【シューズデザイン科2年 ダイ ゲンフウ】デニムジャケットからインスピレーションを得ました。私は、両者を平面的に重ね合わせ ることを試み、その結果、ジャケットの構造からいくつかのアイデアを得ました。そして最終的に、デニムジャケットとブーツを融合させたデザインが完成しました。No.10【バッグデザイン科2年 ラ ショウカ】日々の生活で、やるべきことが雪崩のごとく一度に押し寄せる瞬間がある。締め切りが重なり、仕事や課題が山積みとなる。そんな混沌とした状況の中で、焦燥と不安が心を覆う。これらの情景を、具体的な形として表現することに挑戦した。