文化服装学院 ファッションコンテスト2023 服飾工芸部門 No.1【ジュエリーデザイン科1年 村岡 孔太】AIにより制御されゆく世界は、現実と非現実が交錯する。 死と隣り合わせの緊張感、それに打ち勝つ強さを、サイバーパンクのヘッドギアで表現した。 ヘッドギアから伸びるドレッドヘアは、皮革やネオンケーブルで表現。まばゆい光で、漆黒の闇を照らす。No.2【ファッショングッズ専攻科 ローレン リム ソフィ】クッションがインスピレーションのデザインです。見た目が柔らかく、すぐ抱きしめたい気持ちになるようなフォルムがデザインのポイントです。いつでもどこでもリラックスできるバッグです。No.3【バッグデザイン科2年 イン タクエイ】この作品はタコをモチーフにしてデザインしました。タコは地球上で最も賢い 無脊椎動物と言われていて、タコが持つスピリチュアルメッセージには「自由」 や「柔軟性」が大切であるという意味があります。今回はこのキーワードを バッグに落とし込んでデザイン、制作しました。No.4【シューズデザイン科2年 馬目 隆仁】ストーブのゆっくり揺れている火を参考にしました。特徴的な形で揺れている火を表しています。火には様々なエネルギーがあります。そのエネルギーが履く人の足元を支えてくれる靴をデザインしました。No.5【バッグデザイン科2年 山上 大成】工業デザインにあるような曲線や、建築デザインにあるフォルムなどからインスパイアされた過去の記憶から創られた未来へのバッグ。青い光が都市を走るようなイメージで青色のパイピングを配置。グレーを基調にした工業製品のようなバッグをデザインした。No.6【ジュエリーデザイン科2年 冨石 愛菜美】石化した人間がつけるアクセサリー。普通の人間のやわらかい耳たぶでは、こんな大きなイヤリングをつけたら、ちぎれてしまいます。そのため、人が何らかの原因で硬直した状態でつけてもらいたいです。No.7【シューズデザイン科2年 ヨウ イキン】今年の夏の旅行先が絵画となり、革と刺繍が組み合わさって可愛いブーツになりました。 暑苦しい日中も涼しさを感じた夜も、夏の間の全ての時間が私にとって鮮明な記憶として残っています。ファスナーで昼と夜の景観を切り替える仕様にし、ソールは革底を積み重ねて楽しい思い出がずっと続くようにとの願いを込めました。No.8【ファッションテキスタイル科3年 ヨウ メイイ】ファッションに性差はない。スカートと丈の短いトップスは、女性だけに似合うものではない。男性にも、審美的なファッションセンスがあるはずだ。この服は男性の既成概念を覆し、より自信と自由を与える服である。No.9【ファッションテキスタイル科2年 福井 河】自身のイメージするLANDSCAPE エチオピアにある世界一暑い場所で、美しい極彩色と構造を持つダナキル低地。 地球上で最も過酷な土地で、どのようにして生命は道を見つけたのか。No.10【ファッションテキスタイル科2年 岡崎 えりしゃ】「Cyanotype」という太陽光を使用したプリント方法で様々な写真やオブジェを写し出し、それをパッチワークとキルティングをした生地。着る"青い小さなギャラリー″の様に一つのコートに写真が沢山詰まっている。