文化服装学院 ファッションコンテスト2021 工芸部門 No.1【ファッションテキスタイル科3年 シュ レイシ】変形可能な布は、身体の変化や様々な空間に適応し、私たちを自分自身への集中に立ち戻らせてくれる。糸の編み方は、接ぎ木や木と木の間の電子信号のやりとりから生まれ、人々が世界と新たなつながりを持つことを願っている。No.2【シューズデザイン科2年 オウ エキボン】ウェアラブル廃棄物のテーマである、環境に優しくリサイクル可能な包括的なリメイクがテーマです。私は自分が引き起こす可能性のある資源の浪費に責任を持ち、資源消費のレベルを可能な限り減らす必要があると思います。No.3【ジュエリーデザイン科1年 西野 陽光】コロナ禍で、1人になる時間が増え、それに伴い、考え事や悩み事も増えてきた時にこの作品をデザインしました。脳内で想像する、喜怒哀楽の感情が膨れ上がって、パンクしてしまう様子をイメージしてデザインしました。No.4【シューズデザイン科2年 小宮山 大地】自然の中で生きる強い女性を表現した一足の靴。パンプススタイルとヒョウを融合させた。アッパーはヒョウの茶色っぽさと土の茶色をかけて決めた。ヒール部分はヒョウそのものを表したヒョウ柄とヒョウの足の形をイメージし決めた。No.5【ジュエリーデザイン科2年 柏原 由似】毎日の生活に欠かせないペットボトル。ラベル等を身近から回収して、素材として使用した。ゴミ箱に入れられる筈だったものを再生すること。そして分別という行為から、これからの問題を考えることを目的とした。No.6【バッグデザイン科2年 テイ シンフ】人間が活動することによって、地球の環境に変化が生じることを、この作品を通して振り返る。丸い形は地球の象徴であり、黒と白は太極をモチーフにした。地球のエネルギーは相互変換可能のイメージ。作り方は「編む」で、万物が繋がっていることをイメージした。No.7【シューズデザイン科3年 リィァォ ティン ウェイ】デザインの発想はインラインスケートとバイクのイメージから得ました。ポイントは、スポーティーなデザインを用いてホイルはわざと大き目なサイズを選んで、たとえ運動神経が下手でもちゃんと立てるところです。No.8【ファッションテキスタイル科1年 タン ユインジュウ】四年間暮らしたイギリスの海の町をモチーフに、思い出の景色を糸で描いた。「自然の秘密を探る」というテーマをもとに、その時の雨上がりの空気感、潮の満ち引き、丘の輪郭を回想しつつ、創作を通して自然の美しさを再び探る。No.9【バッグデザイン科3年 内田 希美】このバッグは「炭」をモチーフにデザインしました。炭は炎と違って、内側から燃えるように、発光するようで、その燃え方が私たちの作品製作に対する思いのように感じました。それが伝わるようなバッグにデザインしました。No.10【帽子・ジュエリーデザイン科3年 中島 萌】定まった形を持たず、形状を自由に変える液体や気体。人体の中も通り道に、留まることなく流れを生み、意思を持たず存在するその姿を、自分自身に渇望する。そして、その不可能に対する僅かな抵抗のために、可視化して人体に纏わせるのだ。